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原初のキス

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2012年 01月 24日

直下

東大地震研の首都直下型地震4年以内70%の予測に自分もかなりたじろいで知人二名(いずれも男子)に「やよねえ」と感想を漏らした処、ひとりは、「ならばここにはいないこと」といい、ひとりは「その人達今回の震災ずばりあてたとでもいうの?」であった。自分は情報に触れてただいやがっているけれども、彼らの「情報というものに対するスタンス」は明らかに違う。

とはいえ、少なくとも今の処は我々の行動自体は、移住はしないという点で一致しているんだけど。

by zelan | 2012-01-24 22:40
2011年 04月 24日

お犬と地震

自分の飼っているチワワは地震で多少ゆれても全然動じない。震度3ぐらいまでなら平気でおひるねを継続している。
彼女があわててわんわんするのは、私が緊急地震速報や多少の揺れに驚いて玄関の鍵を開けに走る、その唐突な動作に対してである。自分の大切なご主人さまがあわてるようなことは、何ゆえかはわからないまでも彼女にとっては「警報発令」的状況なのだろう。

彼女が地震そのものに対しては落ち着いている、その理由を考えるに、そもそも地震というものは天然自然に生きているものにとっては巨大な危険ではなかったのかもしれないということ。寺田寅彦もそういう趣旨のことを書いているのだけれど、丸太をぶっちがえてその上に藁をのっけて小規模(家族)で暮らしていた頃には、津波や地崩れのある場所に生活の場所を置いていない限りは単に「地面がゆれている」だけのことだったのかもしれない。動物みたいに、火(というテクノロジー)を使わない存在にとっては、火事だって自分が原因では起こらないのだから、本質的に危険なことは、あまりないのである。

自分の住んでいるところを堅牢にしたり(だから潰れると危ない)、火を使ったり、人間というものは自らの創りだした、あるいは利用しだした技術に逆に追い込められ、そのためにエネルギー政策の変換など新たな行動改革を求められている、いわば「マッチポンプ」的存在であることに、思い至る。

by zelan | 2011-04-24 22:39
2011年 04月 16日

龍とカエル

後漢の張衡は紀元132年に、人類初の地震計を発明した。中にテコのようなものが入っていて、揺れると龍の口から中に仕込んだ球がこぼれ出て、下にいるカエルの大きく開けた口に入って音を立てる、というもの。

みやびである。でも一方、現代の地震計よりなぜか地震というものの本質を表現しているかのように思うのは、どうしてなんだろう。地震というのは神話的な感覚をもよおさせる、ものなのかしらん。
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by zelan | 2011-04-16 23:00
2011年 04月 16日

脱兎

今日昼間ベランダで資材の整理をしていたら、部屋の中で何か鳴ってるなーと思う間もなくぐらぐらして(鳴ってたのは携帯の緊急地震速報)、脱兎のごとく部屋に飛び込み、玄関のカギをあける。向かいのオフィスビルの窓からもし見ている人がいたら、揺れながら爆笑されるくらいのあわてぶりである。

地震に慣れる、という人がいるが、自分は慣れない。

by zelan | 2011-04-16 22:36
2011年 03月 22日

会話

いいニュースも聞けるようになってよかったわ。
ずいぶんとうまいことを言うねえ。
あらほんとにそう思ってるのよ。
そうかな。おれはなんだかそういう気持ちにはなれないんだよなあ。
子供を産んでないからよ。やっぱり産まないとだめね。
えらそうなこと言ってひとりしか産んでないくせに。
ひとりでも産むと産まないじゃおおちがいだわ。
産ませる能力ならギネスものなんだけど。
私なんか年とってるからこういうことがあったら若い人こそ生き残らなくちゃって思うわ。
またうまいこと言うねえ。
ほんとよ。
でも昨日、逆のこと言ってただろ。自分だけは生き残りたいって、言ったじゃないか。
そりゃあなたと二人だったらって仮定だったからよ。あなたと一緒に死ぬのはいやだって言ったのよ。

北陸の小都市にある喫茶店のテレビでは、何日ぶりかで救助された人のニュースをやっていた。それを見ていた70歳くらいの夫婦が、おっとりと交わしていた会話を聞いて、なぜかほぼ一言一句覚えていて忘れられない。

by zelan | 2011-03-22 19:13