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原初のキス

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2019年 04月 22日

美術に限らない

別段美術に限らず人生において重要なのは、いかなる事柄についてもそれを自分が「やるべきかやらざるべきか」、やるべきという事柄についてはいつ、最短の時間で(=最も効率的に)実行するかということにおいて正しく判断することにあると思える。
その際、まずやるべきかやらざるべきかというものを決める基準は、自分のヴィジョン、すなわち本心から成し遂げたいと思っていることに対し、合目的か否かということに尽きるかと思う。

と、言葉でいうのは簡単である一方、これを実際に楽々と実行できるようになるためには日々「鍛錬」することが必要なんだろう。結局なんだって「スキル」として磨く必要がある訳。

美術というものが人にとって原初的なものであると自分が考える理由というのは、そのあたりにある。美術は非常に純粋に、ヴィジョンに依拠しつつ鍛錬してそれを実現するスキルを磨くということに関係しているから。






by zelan | 2019-04-22 22:12
2018年 12月 29日

太るのか痩せるのか

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知人と食事をしていて、自分が比較的「丸飲み系」であることに気づく。同じものを同じ量口に入れても、飲み込みが自分の方が非常に早い。
「だから太れないんぢゃないの?」とは知人の言。確かに、元々頑健でなく当然胃腸も弱い自分が(これも噛まずに飲んでる結果かもしれないが)咀嚼しないで飲み込んでたら栄養が容易には吸収されない可能性は十分ある。

で、ネットで調べてみたらこれが、噛むと痩せる説と噛むと太る説が拮抗してるんですね。
噛むと痩せる説の中には、どこかの大学がよく噛むと噛まないのに比べ消費エネルギーが増えるので痩せる、とまぢめに実験してるのがあったが、自分はこれには申し訳ないけど笑ってしまった。食べる人の胃腸の能力という重要な変数が全然考慮されてない。丸飲みしても消化できるような早食い肥満系の人がよく噛めば噛むのに費やした消費カロリー分は痩せそうだが、胃弱の骨皮筋右衛門(て最近言わない)がよく噛んで胃に優しい状態で食べ物を吸収したら、太るんじゃないだろうか。

と、いうことで目下の自分の結論は、太ってても痩せててもよく噛むことには益がある、ということ。
この仮説があたってればの話だが、同じクスリ(よく噛むこと)が見かけの状態の違う人(太ってても痩せてても)に効くなんて、ちょっとした万能薬だ。

ええっと・・、加えて少し観念的なオチをつけるなら、何かが真実であるか否かは、噛めば痩せるか太るかという変数がひとつの単純な命題では大体の場合解きえない、他の状況との関係性がまさに「関係」してくる。なぜならすべての現象は他との関係によって成り立っているからで、そうした中、変数いっこなんてありえないんじゃないだろうか。



by zelan | 2018-12-29 08:07
2018年 12月 16日

二度触れてはならない

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掃除がごはんより好きな自分だが、昨日は疲れていて、夜やや乱れていた部屋を片付けるのが面倒だった。
そこで時短になるかなーと思い、「ものに一度しか触れないこと」というルールを自分に課してやってみた。
何かを手に持ったらそれをしかるべき場所に置くとか捨てるなどの適切な処理を一つ一つ完全に完了させるというもので、どこに置くか迷って一旦置いたものをまた動かしたり、他のものとまとめるためにちょっとずらしてから持ちなおしたりといったことを禁じたのである。

以下のようなことを発見した。

1.ものへの触れ方が即座に変わる~丁寧で繊細になる。
2.脳細胞が活性化し疲れが吹っ飛ぶ。
3.かなりの時短になる。

いいではないか。ちょっと修行みたい。こういうルールがないと、人間整理をしているときなどよく、ものの扱いを安易に保留して別のに浮気したりして、無駄にあーだこーだやってしまっているものだな、と気づく。

コラージュのモチーフなども、なんの疑問もなくあれこれ置きなおして他のモチーフとの関係性や動的な平衡を模索したりするものだが、それはそれでよしとしても、この「なんの疑問もなく」というのが意外に曲者なのかもしれない。


by zelan | 2018-12-16 21:16
2018年 12月 12日

巧妙なる悪癖システム

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夜更かしをやめたいのだが、この悪癖を折伏するのに苦労している。

思うに寝るのが遅くなってしまうことについて、私は自分の生活を極めて巧妙に、「システム化」しかつその運営に習熟しているらしいのである。
巧妙というのはぼーっとしているとほとんどそのシステムにもオペレーションにも意識が向かないくらい自然にスムーズに連続的に夜更かしに向けてことが運ばれてしまうということ。
恐らく夕食の時間やその後の過ごし方、入浴の時間等、トリガーになる行動だの関連の心理的な要因、加えて住居環境等々が関係している。それを本気で分析しようとすると、無意識の意識化みたいになってそれなりに面白いだろうが、でもそうした分析で夜更かしが必ずやめられるとも限らない気がする。

美術なんかでも個々人がどうしても犯しがちな過ち(自分が達成したいことからのズレ)というのはある。
決してそっちに寄っていきたくないのにどうしても寄っていってしまう。それもまた、恐らくシステム化されているのである。

もとい、そのシステムの究極の理解を待っているといつまでたっても早く寝られるようにはならないのでは、という直観が自分にはある。
ということで12月の頭に机の前に、「12時前就寝」と書いてその後に白い丸が8個並んだ紙を貼った。
今月は少なくとも週2回程は早めに寝ようと思い、それを記録するためである。
システムの分析はともかく、12時ぎりぎりになってもいいからベッドに飛び込むという、その習慣だけ作ればいいのでは、と思って試みている次第。

今のところ一つの丸に鉛筆でチェックが入っているだけなのがやや心もとないが(それに未だこんなに遅くにブログを書いているし・・)、一応今月中はこの仮説検証に励みたいと思う。








by zelan | 2018-12-12 00:22
2018年 02月 05日

フォルダーと進軍

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自分は比較的腰の重い方ではないかと思う。即ち、難しそうな仕事に取りかかる時に常より気合いがいる。
あまりに凡庸な性質で書いていて嫌になるが、最近ビジネス本で見つけた戦術を実行したところかなりワークした。それは、とりあえずPCに、そのプロジェクトないしタスクに関する文書・図像などを入れるフォルダーを作る、ということである。

ツァイガルニク効果というのがあって、人はやりかけのことが気になる。私はその気味が人よりかなり強い方だ。例えば、もし家の窓の一枚でもふと思い立ってきれいに磨き上げたとしよう。すると他の全ての窓も上から下まできれいにすることが急に重大な関心事となり、更にはサッシがはまっている枠の溝を高圧蒸気で噴射してピカピカにするという構想が生じてまかり間違えば一週間かけてそれを実行に移す、ということになりかねないのである(ちょっとツァイガルニクの変化球かな・・・)。
いずれにせよ、取りかからせてしまえば時に全然求められてない程にまで暴走することがあるので、(逆にそうだからこそか?)どこかでやりたくないと思っていたり、やったとして結局うまくできるかどうか不安なことは種火の着火も避ける、というところがある。

で、フォルダー作りは、そうした過剰な進軍の危険性を孕みながらも、やらないで終わるよりいいので、最近採用したなかなか効果的な戦術なのであった。おすすめ。


by zelan | 2018-02-05 07:24
2018年 01月 24日

ある休憩の思ひ出

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以前初期仏教に興味を持ち高名なお坊さんの何回コースかのレクチャーをカルチャーセンターに聞きにいったりしていた。1回が2時間程あって途中に休憩が入るのだが少し時間が押してしまった回がありその時お坊さんが「じゃ、これから1分休憩」とおっしゃるので1分だけ皆で静かにしていた。それから後半の講義が始まった。

自分の記憶の中では、この休憩こそがこれまでの人生の中でも特記すべき素晴らしい休憩だったのである。すっきりして活力が戻り、後半の講義も最後まで集中して聞けた。でもじゃあ、我々の普段の休憩ってなんなのかしら。なんでこんなにしょっちゅうそれなりの時間をとったり、それでもさほど休まらないというのがあるのか。

最近読んだ本に書いてあったが、例えば、何々を「やらなきゃ」と考えるだけで脳は若干混乱するそうである。やらなきゃ、ではやるのかやらないのか、やるとしてもいつやるのか、脳にとっては大層不足情報が多い状態らしい。これはなんとなく分かる。だから「やる」(あるいはいついつやる、またはやるのをやめる)、と、自分に宣言するのがいいとか。

上記の休憩では、事実上自分が自分に「休む!」と宣言した状態になったのかもしれない。それでもって生理的な状態にまで瞬時に影響した可能性が確かにあると思う。




by zelan | 2018-01-24 22:50
2017年 05月 28日

良くしようとすると、悪くなる

良くしようとすると、えてして悪くなることが多い。それは自分の体験から、はっきりと言える。
例えば夜更かし習慣を改めようとする、数日頑張って早く寝るのだが、たまたま夜更かししてしまったその後急速に、改めようとしたとき以上に寝るのが遅くなってしまうのである。

多分脳の機能に関わっているんだろうと思ってきたが、最近読んだ本の中に、人は罪悪感を感じるとその行為が非常に価値あるものだと誤認してしまう、とあってなるほどと思った。元々の習慣だから変えようと思っても失敗することがある、その失敗により感じる罪悪感が、変えようとしていた行為の価値を押し上げてしまい、ますます変えづらくなるのだ。

いったいどうすればいいんだ・・なかなか難しい問題だが、自分の仮説としてはこれに対抗するため、「感情と行動を切り離す」というのが戦術になる。例えば、早く寝る予定だったのに本を読みたくなったらその瞬間を察知して、むしろそれをきっかけにしてすたすたベッドに歩いていくとか・・。根性論に見えて根性論とは別。根性にはやだけど頑張るという感情的側面が紛れ込む。それが発生するあるいは発生させざるをえなくなる前に、行動するのである。

自分が目指す成果に逆行する感情には気をつけておく方がいい。多くの場合、人は感情には負けてしまうものだから。




by zelan | 2017-05-28 10:23
2017年 05月 18日

頭にお題

以前、寝ている間に考えるという記事を書いたことがある。最近もっとすごいことを発見した。なんと起きている間でもこれに類したテクニックが使えるのだ。

何か込み入った事案で決断したりアイデアを出さねばならないとき、少し考えて詰まったら頭脳労働を離れる(完全に忘れて掃除やグルーミングなどをする)。
15分かそこらそうしていると突然答えがでる。

これはすごく便利である。自分の脳といっても別の誰かがアシスタントをしてくれているみたい。
でも彼ないし彼女の方がこっちより冴えていそうだ。だって先にこっちが煮詰まっていたのだから。

脳からしてみたら、本当はこっちが使えない下僕なのに違いない。



by zelan | 2017-05-18 16:35
2017年 03月 10日

泡立てネットあるいは資源枯渇時の本領発揮について

泡立てネットという存在には以前から疑問があった。
私は空間がすっきりしている方が好きなので、台所のシンク回りにも、ほぼ毎日使う塩・胡椒や洗剤すら出しておらず棚にしまってある。空間を占めるものについてはリスク・ベネフィットを非常に真剣に考えるたちだ。ちなみにこの場合のリスクとは、何かしようとする際に目に入って無駄に気が散ることである。

そういう訳で形態的になんだか目障りな泡立てネットを進んで買うことはなかったのだが、たまたま洗顔石鹸を買った際にそれがついてきて、「捨てる前に・・・」と思って使ってみたら泡がむくむくたって面白かったので少しの間家においてあげることにした。
浴室の壁に、目立たないように透明のなるべくちいさい粘着式フックを買ってきて貼って引っ掛け、そしてそれはいまだ家にいるのである。

何かが自分の空間を占めることにかくも狭量な私が同居を許しているということはそこそこ気にいってはいたのだが、その本領発揮を目の当たりにしたのは使っていた液体ソープがほぼなくなったときだった(ポンプを押しても殆ど出なくなった状態)。ふと思いついて水をボトルの四分の一位入れて、うすうすの状態にし、泡立ててみるとフツーに泡立った。そんな風にしてからもう二週間も使っている。随分とトクをした。

話がえらくせちがらいことはともかくとして、ものの働きの本質がわかりやすく発揮されるのは関連する資源が枯渇したときのように思われる。
思えば俳句だって使える文字数枯渇時の言語の象徴作用の本領発揮だ。

話が飛んでしまったが、泡立てネットはおすすめ、という実践的報告でした。


by zelan | 2017-03-10 09:35