原初のキス

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2012年 11月 19日

お犬の国籍

うちに住んでいる老犬は、チワワなので一応メキシコ原産ということになるらしい。言ってみれば国籍の違う者同士の国際同居である。

ときどき「外人(犬)だなあ・・」と思うのは、こちらがチーズやサラミを食べていると異常なる興味を示し、スリッパの上まで前足をのっけて大変に興奮している。で、熱視線に負けてかけらをやると瞬時にのみこんで、あまりに素早いので自分でも気づかないのか、「どこにいっちゃtったんだろう」とまわりをきょろきょろ見回したりする。一方大根の煮物や厚揚げの焼いたの等々には目もくれない。外人は外人だけどどちらかと言えばヨーロッパ的な嗜好なんじゃないかというのが自分の観察だ。

先日間違ってサンチュとトレビス(イタリア原産の紫色をしたキャベツ状の野菜)を床にこぼしてしまったら、かけよってきてトレビスだけを選んで食べている。やっぱりヨーロッパ人(犬)なのかなあ、この子、と思ってしまう訳。

ちなみに、チワワの起源については実は不明の点が多く、今チワワの歴史とされている事柄も推測の域を出ない、と犬関係のサイトで読んだことがある。
だから、ほんとうにメキシコ原産なのかなーと、思っているのである。

by zelan | 2012-11-19 21:11
2011年 12月 26日

お犬のフレキシビリティー

うちのチワワは、スワレ、フセなどお犬の一般教養的なものを始め、数えてみると16個ほど私の言葉を理解する。中にはオヤスミ(というと自分のざぶとんに行く)とか、アウト/ハウス(前者は今いるところから何かの境界を超えて向こう側に移動すること、例えば隣の部屋に行くとか。ハウスはその逆で向こうからこっちにくる。)という比較的複雑な意味内容を持つものもある。

先日思い立って実験した。スワレという同じイントネーションで別の言葉を言ってみる。「ピラメ」とか。これはばっちりほぼ即座に座る。「ピラーメ」と言っても若干とまどうものの座る。等々と色々な言葉を言ってみて相当フレキシブルに判断し座ってくれるのがわかった。

音節の数やイントネーションの、ある範囲での相似性がそうさせるのか。
というのは実はまちがった仮説だった。じっと目をみつめても、座るのである。

犬が人間から読んでいる情報は、単純ではない。それは彼女がそのとき私に対して持っている期待や願望とも関連してるのだろう(何かくれそうだ、とか)。人間だって身体言語の解釈能力は相当のものだけれど、言葉がそれをむしろ邪魔している感じがする。
一方、芸術は表現しているものをはっきり言わない。ていうか、あからさまにはっきり言っていて、制作者の主張ばっちり実現、あてている、というものはおもしろくはあるものの(最近はやりだし)いいかどうかっていったら微妙だ。ほんとにいいものって、大声で叫んでいるのに何言ってるのかわからない感じがするんじゃないかしら。だってそういうことこそ、すごくおもしろいんだもの。

by zelan | 2011-12-26 19:37
2010年 10月 13日

包帯の柄

犬が病気になり病院に通っている。
点滴のとき使う管を入れているので家に戻るときは前足に包帯を巻いて帰ってくるが、包帯には犬の足跡の絵が青い色で何個か描いてある。かわいい。
犬自身は模様のことなど気にもしていないし、犬のことはとても心配だが、こういうことにも気がつく人間の感覚って不思議だ。だいぶよくなってきたからかもしれないけど。

by zelan | 2010-10-13 15:07
2010年 09月 09日

お犬の能力と仕事

うちの犬は日頃どちらかといえばぼーっとしておとなしい方だが、電話がかかってくるとわんわん吠えるので迷惑だ。しかし、ふと気づいたのだが、銀行などからたまにかかってくる業務上の電話ではずーっと吠えているのに、しばしばかかってくる知人からの電話には吠えない。こちらの微妙なスタンスや声質の違いを、理解しているのである。意外にかしこい。

海外の知人から珍しく電話があったときやっぱり吠えるのであやまったら、「それが彼女の仕事だから、いいんだ。あなたを守ろうとしているのだ。彼女はちゃんと自分の仕事をやっているんだよ。」と彼が言った。

by zelan | 2010-09-09 09:45
2010年 08月 12日

2010年8月12日 責任

うちの犬の様子を見ていると、私が与える「ざぶとん」の、彼女の精神状態(及びもちろんそのベースにもなっているところの身体経験)に、極めて重要な影響を持っていることがよくわかる。ひっかいたりしてすぐぼろぼろにするのでしょっちゅう新しいのを買ってあげているが、その材質や大きさが気に入らないと(ちなみにふかふかしていておおきめのが好き)、やや垂れ目がちの彼女の眼がいきなり吊り上って無言の抗議状態に入るのである。

自分にとっての「ざぶとん」て何なんだろうか。犬のざぶとんと違ってそれを私が自ら私に与えねばならぬとすれば、自分とは自分に対して結構な責任を負っているものだなあ、と、思う。

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by zelan | 2010-08-12 10:19