1 2012年 03月 31日
2012年 03月 30日
仕事だろうと制作だろうと人間関係だろうと、少なくとも現代日本という狭い範囲に限ってみれば、すべてとは言わぬまでも大方の人々において、どういった制約が個々人に「外部から」課されているというのか。ほとんどの場合制約を課しているのは、自分自身である。
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by zelan
| 2012-03-30 22:43
2012年 03月 29日
先日も書いた、King CrimsonのRobert Frippのブログの最後に書かれている格言みたいのがえらく面白くて、感心してしまう。 Power is the capacity to access what is possible. とかね。普通はできそうにもないことにチャレンジすることこそ力だと、皆思っているのではないかしらん。 ▲
by zelan
| 2012-03-29 00:31
2012年 03月 28日
制作について知人と電話でひとしきり話をして、切ったあとにほどなくしてまたかかってきて、一つ大事なことを言い忘れた、と言う。 人が尊敬するのはまじめな人ではなくて勇気のある人だよ、というのが、その言葉だった。 ▲
by zelan
| 2012-03-28 23:59
2012年 03月 26日
プログレッシブ・ロックの伝説的バンドKing Crimsonのリーダー、Robert Frippのブログにある、創造過程に関する以下の文。こんなに明確にこの真実に関しこれほど精妙にかつ簡潔に表現しえた人は、これまでいなかったのではないかしら。 結果は制御しえないにしてもプロセスは制御できると、ものを創る人は多かれ少なかれ思っている(あるいはそう思いたい)のではないか、でも、実の処、自分のごくささやかな経験に照らしてみてもそれは違うのであって、これはもうはっきりと、認めなければ、ならない。 A creative process provides no guarantees. If it does, the process is not creative. Any process will inevitably go off-course at certain points. Knowing this, we can prepare to correct & re-direct the process at those points. Not knowing this, the process will go wrong - this is guaranteed - and then we won't know what to do. ▲
by zelan
| 2012-03-26 20:01
2012年 03月 26日
自分の作品に対する最も適正な態度とは、「尊敬」あるいは「尊重」というものである。いかに馬鹿っぽく聞こえようとも、常に必ず、作品にはありうべき可能性のすべて(とは言わぬまでも本質的なありよう)が含まれていて、それは自分以外の誰が創るものの中にも、決して含まれてはいない。
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by zelan
| 2012-03-26 19:44
2012年 03月 18日
ひとを布でたとえるってどうかしら。絹のような人、木綿のような人、麻のような人、化繊のような人。 自分はどんな人になりたくて、どんな人が好きだろうか。 どんな種類の布なのかということに加え、どんな状態かというのもある、きれいかきたないか、しわがよっているかいないか、汚れているわりにアイロンだけはぱしっとかかっているとか。 ▲
by zelan
| 2012-03-18 21:19
2012年 03月 08日
100円ショップの物品が大変激しくこわれるということはこれまでも書いてきたが、今回はメモ帳。 ピンクのプラスチックぽい表紙がついていて、100円にしては見かけもよく大きさも手ごろなメモ帳を買ったら、2週間程でピンクの表紙が、閉じてあるぐるぐる巻きの金属(なんて言うんだろう・・)から外れはじめ、ついにはバッグの中で表紙と中身(ノート本体)が分かれてしまった。さらに数日して透明な裏表紙が取れた。崩壊はここでおさまらず、ぐるぐる巻きの巻きが徐々に緩んできてそれが通っていた本体の穴から取れ始めているのが現在の状況。ほとんどオカルトと言っていい程のクリエイティブなこわれ方だ。 以前、内田樹さんの、題目は忘れたが朝日カルチャースクールか何かの講演会に行ったとき、いったい何でそんな質問をしたかもう覚えていないけれど、「100円ショップでものを買うと少なからぬ場合満足できないのになぜか行って買ってしまう。この人間心理にはどういう裏があるのか。」という質問をして、内田さんから「人間、こわいものみたさというものがある。」というようなお返事を頂いた(かなり間違っているかもしれない)記憶がある。 こわいものみたさというからには若干のチャレンジ精神も含まれているので、このノートも多分最後まで使う。結局みてみたいのは、そういうことを観察してみようという気を起こす、自分自身なのかもしれないけどさ。 これまでの100円ショップとの戦いの経緯: 「100円のだいごみ」 http://zelan.exblog.jp/15642181 「またやられる」 http://zelan.exblog.jp/16140951/ ▲
by zelan
| 2012-03-08 19:23
2012年 03月 04日
携帯電話を充電するとろくなことがない、と思うのは、十回のうち九回は持って出るのを忘れるからだ。 今日だって、夕食を食べに行って料理が出るのを待つ間を効率的に使って、仕事の電話を一本かけようと思っていたのに、バッグの中のあるべき場所を探っても携帯がないのに気づき、メモ帳を取り出してこの投稿の原稿を書いたという次第。 この問題の再発防止のための方策はいくつもある。そもそも自分がこのマンションに越してきた十数年前に既に窓際の床に据えつけられていた、20年位前の品とおぼしきビーバーエアコン(どうしてエアコンが「ビーバー」なんだろう)の上に、ジョン・ルーク・イーストマンというえらくセンスのいいカリフォルニアの画家の手になる、うねうねした長い髪の毛をした女の人のうつくしいシルクスクリーンが置いてあり、その横に絵に比較するとまるっきり目立たない感じで充電台があるから忘れてしまうのだ。たとえば一日のかなりの時間をすごす机の上や作業台の近く、あるいは鍵などを置いてある棚の上にあれば、いやでも目に入るはず。もっと確かなのは、玄関の靴の側にでも置いておけば、忘れる率はPPMレベルに下がるであろう。コンセントは近くにあるから、不可能ではない。 なぜ自分がそれをしないかというと、結局の処審美観にあわないというのが主たる理由である。悪いけど、しょっちゅう目に入るところに、充電台にしても携帯にしても、あのそっけない四角い代物を置きたくない(プロダクトデザインに関わる人には申し訳ないがまあ別の人種がいるということ)。人間、たとえば携帯を忘れるのは不便なので忘れないようにしかるべく方策を取るという理性に従うことができればたいていのことはできるんじゃないかと思うけど、その意味で、理性を天使に例えるとすれば感性あるいは感情は時として(というかすべてでないにしても結構な場合において)悪魔である。でもフランスで思春期の少年少女の美しさをLa Beaute du Diable(悪魔の美しさ)に例えることがあるように、悪魔というのは結構魅惑的なものの代名詞でもある。 とはいっても、そこが私の複雑なところなのだが、理性にまさるものはないと、心の底から信じているのだ。つまり、結局は天使にシンパシーを感じる派であって、それが自分の、なかなか文字通り実践できてはいないのだけれど、根本的な、性質。 ▲
by zelan
| 2012-03-04 00:13
2012年 03月 01日
友達が、あとで薬飲むの覚えといて、と言うので、何の薬?と聞いたら、「俺の薬」ということであった。 この返答、何度思い出しても笑える。 ▲
by zelan
| 2012-03-01 22:08
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