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原初のキス

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2010年 06月 24日

2010年6月24日 言葉、イメージ、感覚

ものすごく気が散りやすいたちで、ある意味それに対抗するために、ものを創ったりしているのである。
例えば「東急ストア」という言葉を聞いたり考えたりすると、フロアの様子、店員の方々のたち働く様子まで「見えて」しまって、うっとおしいことこの上ない。
だいたい、現実がこの通りとは限らないし、いやむしろ細部にわたっては絶対に違うはず。ということはつまり、想像したとたんに、現実はその通りではありえないという事実を、創りだしているようなものだ。

言葉が言葉でしかなければ、こんなめんどうなことにはならない。
言葉にはイメージがくっついている。そのくっつきが弱い人と強い人がいて、自分はすごく強い方。
生きていれば色んなものが目に入る。そこでその現実の視覚と、言葉と(自分で思考していることも含む)、言葉に伴うイメージがすごい勢いで干渉し、あるいは一方が一方を瞬間瞬間、駆逐しあうのである。  

だからこそ、ほんの何分かであってもいいから、からだとだけ一緒にいて、その感覚だけを観ていると(少なくとも不快でないときがいいが)、突如としてものすごく大きなエネルギーが供給される。
つまり、感覚そのものに「言葉」はないということ。同意する人が、どれくらいいるかわからないけど。

これは何を意味しているか。
我々が感覚とだけ共にいるとき、我々はすべての混乱や懊悩から、解放されているということである。

by zelan | 2010-06-24 23:00


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